2015ビンテージより、名前が「足利呱呱和飲」から「Ashicoco」になりました。

原料葡萄には、山梨県産の「甲州種」を主体に、山形県産「シャルドネ」、北海道産「バッカス」を選び、葡萄の実を傷つけないように除梗した後、優しく丁寧にプレスします。

そして、澱を沈め、澄んだ果汁のみをステンレスタンクに移し、タンクによって野生酵母や特別に選ばれた酵母を加え、香り高く、フレッシュな果実味を保つため、２〜３週間かけてじっくりと低温発酵させています。

その後、ステンレスタンクに澱引きし、低温で４ヶ月熟成させた後、清澄、濾過して仕上げられています。

色調は淡く緑がかったイエロー、香りはフレッシュなハーブや青草、そして白い花、メロンや洋ナシと爽やかに広がります。味わいは、穏やかで自然な甘さに柔らかな酸味、そして後味の余韻は少し甘く、丸みを帯び、甲州種らしいビターな印象が口中に爽やかさを残していきます。

果実そのものの香りや甘さとフルーティでフレッシュな親しみやすい味わいが、美味しいハーモニーを奏でます｡

和食全般と大変合い、また、まろやかで程よくコクのある料理、はまぐりのワイン蒸し、モッツァレラチーズ、ジャーマンポテト、フレンチトースト、シーフードピラフ等と良く合います。